人間に恋した狼



「ぁ……ちょ…んぅ…」

舌がはいってくる

こ、こんなの―――…

「…いっ…いやっ!!!!」

あたしは気持ち悪さからそう叫び、男を突き飛ばした。


「んなっ―なにすんのよっ!」


すると男はおもむろに立ち上がり、ニヤリと笑った。


「育実ちゃんひどいなぁ…」

「ど、どこがよっ!!」

ふるえる声で必死に言い返す。


すると―…男の目が変わった。

ギラギラとした――まるで獲物を狩る獣の目…………


「ちょっと可愛いからって、調子こいてんじゃねぇぞ」

そしてあたしを壁に追い詰める。