人間に恋した狼



「おとなしくしてりゃぁ、優しくしてやったのになぁ…」


あたしは恐怖から声が出せない。

「一回ヤらせてくれりゃ、いんだよー?」

光る八重歯が悍ましい。

これこそ人の性―――…


こいつっ―それが目的だったんだ!!!


男があたしの両手首をつかみ、壁に押し付ける。


「やっ……」

「やっ…だって!かーわい!」

そして男はあたしのブラウスに手をかけた。

ブチブチィィ―…