そう、書かれてあった


それは、紛れもなく

巡の直筆だった。


涙で、字が滲んでるのがわかる


私は、その紙を

ベットに投げ捨てて

急いで


屋上へと向かった。


なんだか、巡が

居そうな気がしたからだ。



「巡!!!!」


お腹から、大きな声を出して

名前を呼ぶと

ベンチに座ってた


巡は、驚いた顔をした。


「えへへ、バレちゃったか」


巡は

作り笑いを私に見せる

そんな、笑顔

好きじゃないよ・・・・