キミをもう一度抱きしめるよ



全力疾走で走ると


門の前に桜田と担任が立ってた


「また、ギリギリ寸前・・・

まったく、何回言えばわかるんだか」


「でも、まだ

遅刻じゃないっスか」


「あのなぁ

ギリギリも遅刻の内に入るモンだ!」


「えぇ?うっそぉ」


「それより・・・」


先生の目線は私から

高岡に変わった


「高岡は、いつも

学校の授業に来ないのはなんでだ?」


うわっ

めっちゃ、怒ってるよ

この、先生・・・


だけど、高岡はヘラヘラしながら言った


「だってさぁ

俺、人間関係も嫌いだし

この学校の生徒よりも一段

頭が良いわけだし

ま、一応

定期テストは受けるけど」