ウチとは

真逆の子だ・・・。


性格も優しくて

明るい子で。


「よろしくな。」


「は?」


急に、桜田が言いだした。


よろしく?


どう言う意味だろう?と思いながら


サ行を見ると


桜田 啓太っと載ってた


その瞬間


ビリッと紙を破いてしまった。


「マジ・・・で。」

「ま、しょうがねぇ

1年間よろしくしてやるよ。」


「イヤ、ありがた迷惑なんスけど。」


「んだと!」

「アンタこそ何よ!!!」


「おーい。」


「「あ?」」


声のする方へと視線を向ける。

すると、見かけない子が居た。


「だれ?」

桜田に聞くと

首をかしげて言った。

「さぁ?」