キミをもう一度抱きしめるよ



惨めだ・・・


こんなことを言う

私が惨め・・・


「高岡なんて、キライっ!」



そう言って、私は

家とは真逆の方向へと

走り出した



「恋歌ッ!」



「はぁ・・はぁ」



春なのに、風が冷たい


信号が点滅し始める


キィィィィ


急ブレーキの音で気づいた

横を向くと

もう、目の前には車が来てた


「!?」



「恋歌ァァァァァァ!!!」




ガシャン