彼は、無言で
私の手を取り
自分の顔に近づける
彼の顔だけを見ても
顔が赤くなるのを感じる
「恋歌・・・
これから、キミの怯える姿を
見たくない・・・
だから、誓うよ
キミを絶対に守ると」
chu
「!」
彼は私の手の甲に
軽く口づけをしたことに気付いた
その瞬間
頭に血がのぼるのを感じる
彼は、クスリと笑いながら言う
「どうしたの?恋歌」
「そ、そ、そんな
真剣な・・・顔で
そ、そんなことを言われると
き、き、期待しちゃうじゃない!」
「期待、しちゃっても良いよ」
「!ば、バカァ!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…