おまけ



「そういえば舞瀬、藍姫ちゃんは良いのか?」

「あいつは坂野の家族と一緒に北海道までクリスマス旅行だって。」

「へえ…
仲が良いんだな。」

「元々人懐っこいからな、藍姫は。
あ、それで…」

「ん?」

「あきのことは気にしないで思いっ切りイチャイチャしてね、って言われた。
んで、後で凪の可愛い夜の姿を教えてくれって。」

「それって……
いやっ、舞瀬、それは…っ!」

「まさか。
凪の可愛い姿なんて言う訳ないだろ。
もちろん、俺だけが見るんだから。」

「…それもそれでどうなんだ……」

「でも、嫌じゃないだろ?」

「う…っ……」

「クリスマス楽しみだな。」

「…そうでもなくなったような気が。」

「えーっ!?
嘘だろ?」

「嘘うそ。
ははっ…舞瀬が慌てるなんて珍しいな。」

「あ、笑った…!
破壊力半端ねえよ、凪。」