そして前川と言えば、 う~ん…。 やる気があるような、ないような… どちらでもなさそうな感じだ。 まぁ、前川にとったら牧野を見れるだけで幸せなんだろう。 僕は、呆れながらも嫉妬をする。 すると、 「ゆーうーまー君!」 とふざけながら、秋本が背中を叩いてきた。 「気持ち悪ぃな、何だよ」 僕は秋本の手を払いのけて聞いた。 「いやーさー、合唱祭つまんないっしょ??」 「あぁー、まぁ」 「だからさ、俺言っちゃったんだよね」 あ…ヤバい…。 嫌な予感…。 「な、何を?」