彼女は手紙を一生懸命書いていた。 書き終えた彼女は満足そうに微笑む。 やはりあの手紙は彼に渡すのだろうか? 僕はその手紙の行方が気になって仕方なかった。 そして、今僕と話していたのが友達の 秋本 晴(アキモト ハル) 面白いけど小柄な男子。 塾も一緒で、小学校も一緒だった。 秋本は今、彼女と同じ 1年3組。 僕はその隣の1年4組。 僕は今、3組の前で秋本と話している所だった。