付き合ってるのに、片想い。




流架?


咲?





え…、それって……












僕の心臓はドクドクと、大きな音を立てて脈を打つ。

顔にうっすら汗までかいてきた。












「じゃあいっその事、もう告っちゃえばいいじゃん

前川咲は~、

牧野琉架が~好「わぁ~~~~~~~~!!!!!


ちょっと、何言ってんのバカ!!」



「は?咲の代わりにウチが今言ってあげてんだよ。

……え、何顔赤くなってんの?

ウケる」


「うっさい。
今、こっち見んな!!」


「フゥ~!!照れてますねぇ~」


「ちょっと!!」