付き合ってるのに、片想い。

「あぁ、行かなくちゃ。
うーんと、つき指。あと１５分くらい冷やしといてね。終わったら、痛くない程度にまた部活やっていいから」

「分かりました！」





そういうと先生はドタバタと足音をたてて保健室を出ていった。





静まり返った保健室には、僕と女子生徒二人となった。


すると、付き添いの女子が深いため息をして話し出す。