移動教室の時、彼女は あるクラスの前だけためらいがちに通る。 友達と一緒にいる時、 彼女は顔を赤くしながら何かを一生懸命に話す。 そして何より決め手だったのが、彼女の視線はいつもある一人の人に向けられていた…。 そんな彼女の事を僕はただ何となく気になっていただけだった。