付き合ってるのに、片想い。





もわっとぬるい風が吹く。


そんな中、汰一は再び口を開いた。










「……佑真。
あの…、実は…さ、

お前が前川をすきなんじゃないかっていうの…

サッカー部全員に広まってんぞ」

「え゙ぇ~~~~~~~~~~~~!?!?!?」



「ピーーーーー!!
休憩おしまい!
グラウンド戻って!!」

「え゙ぇ~~~~~~~~~~~~!?!?!?」


「そこ!何か文句あるの!?」

「あ、いや、あの、違います…」