「うっわ、危ねぇ~。 佑真、お前汚い」 「そそそそれ、だ、だれ…、誰から聞いた!?」 思い当たる節は奴しかいないが。 「え?あぁ…、秋本。 てかお前、そんな慌ててどうした?マジなの?」 マジもクソもあるか!! 僕は、次秋本に会ったら絶対にしばこうと思った。 塾でだって何度も否定したのに……。 あの野郎っ!!!! 僕は込み上げる怒りを何とか抑えて、冷静を保とうと頑張った。