誕生日です、結婚してください!【BL】



「文人は俺の嫁!」

だから!


「そうだね、
だからあともう少し我慢しようね」

そう諭すように言われ、
俺はよい子のお返事をする。


「うん!」

じゃあまた2年後に、
改めてプロポーズする事にしよう。

その頃までには、文人に並べる位の身長にはなってる予定だし!
そっちの方が、今よりきっと様になるだろうし!



「俺は修のそういう馬鹿な所も好きだよ」

納得していると、満面の笑みでそう言われた。

馬鹿だと言われたけど、だけど、なんか幸せそうだから。

まあ、いいや!


笑っている文人につられて、俺も笑顔になる。


2人でにこにこしていたら、
そう言えば完徹してる事を思い出して、
急に眠くなってきてしまった。