部屋に戻った俺は 「またね。時羽クン」 と言っていた先輩の笑顔と、 声が頭から離れなかった。 初めてではないけど、 めったに聞かない先輩の声と、 めったに見ない先輩の笑顔。 思い出すだけで心臓が速く脈打つ。 まだ俺が先輩を気になってるとは、 その時は全く気づかなかった。