小さな彼女とクールな彼氏

お願い。嘘だと言ってよ…。

大輔…お願い―――――

「そんなわけないだろ。

俺がお前以外を好きになるわけないだろ?

まったく、俺を信用しろよ。」

紗希さんの髪を手でくしゃくしゃにして、

笑いながらこう伝える。

「ね…。大輔…どういうこと?」

やっと口にすることができた言葉。

「あたしたち、付き合ってるでしょ?」

もうだめだ。目から自然と涙が

溢れてくる。

「何言ってるんですか先輩。

俺たち、ただ先輩後輩の仲じゃないですか。」

なに…それ。

「意味……分からない…よ。」

「ねぇだいちゃん?あたし公園行きたいっ」

まだ話も終わってないのに紗希さんが

話に割り込んできた。

「ん?あぁ。分かった。

それでは先輩、さようなら。」

「ちょっと!大輔!」