小さな彼女とクールな彼氏

「ごめんっ!!」

必死に謝るあたしの隣で和彦は

「なんか俺の腕呪われたみてー!!」

いまだに自分の腕を掴んでいる和彦。

何度も謝っても同じ台詞しか返ってこないから

あたしは手あとのついた腕を掴み

平手打ちを何回もしてあげた。

「い、いてーって!!わりぃ!!

ごめんなさいぃぃぃ!!」

「手あとが見えないように

他のところも赤くしてあげるから!!」

「止めて!!それだけは止めて!!」

そう言われ叩くのを止めた。

痛そうに自分の腕をさする姿を見ながら

あたしはクスクスと笑い続けた。