彼女の降りた駅は、普段乗ってくる駅の3つ先だった。 初めてだ。いつもの駅を過ぎるのは。 過ぎてみようと思うのも。 あなたを追ってこれたから。あなたと出会えたから。 なんて、一方的にドラマのような想像を膨らませた。 ハラリとあなたから落ちてきたハンカチがまた 若い青年の想像を輝かせる。 話が出来るかもしれない。 と。