一瞬…時が止まった気がした。 目の前にいるのは…誰? あたしより背が小さい…いつも意地悪ばかり言ってる…。 そら……? 「…悠里?おい!どした?」 「そ…ら?」 念のために呼んでみる。間違ってるかもしれないから。 「ん?…なんだよ。」 やっぱり空…なんだね?どうしよう…。あたしの顔…。 今、絶対真っ赤だ…。