あたしの恋愛事情







「俺……悠里のことが好きだ。」





あぁ…神様。あたしは夢をみているのでしょうか。
でもこれが現実だと実感させてくれる…空の大きくて暖かい腕。





「〜〜〜っふぇ…う〜…っ」






「…悠里は?」





泣いているあたしの耳元で空がささやく。




あたしは空の背中に手を回して



「あたしも……っ大好き。」