「あのね!あのね! 祢緒、南雄が好きだよ!」 僕は聞いてしまった。 祢緒が小さい頃に兄貴に"好き"と言っていたのを。 でも兄貴は・・・ 「ごめんな。 今の俺は祢緒は守ってやれない」 そう、カッコよく言っていた。 きっと僕だったら、 『ぼ、僕も祢緒が・・・』 そう言っていただろう。