『ごめんな・・・ また悪い方に考えてたみたいだ』 「またかよ。 黒田の件・・・だよな」 隆雅には僕たちの過去を話している。 祢緒が兄貴を好きだった事―――。 僕が祢緒の事を思い続けてる事―――。 そして兄貴が死んでしまった事―――。 兄貴を殺してしまった―――。 そう思っている僕の事を隆雅は心から受け止めてくれた。 『僕は駄目なんだ・・・ 祢緒の事になると。』 僕は隆雅に呟いた。