『なんで祢緒が、

謝るんだよ・・・・』


祢緒は悪くない。

僕がいけないんだ。


「南虎の事も好き・・・

なのに・・・でも・・・」

祢緒は泣きながら僕に言う。


「祢緒は南雄を選んだ・・・

本当は選んじゃいけなかったんだよね」


祢緒は悪くない・・・

兄貴も悪くない・・・

僕も・・・悪くないはず