僕は屋上で昼寝をすることに決めた。


空を見て黄昏れていた、僕。


―――ガチャッ


誰かが屋上に来たのだ。


「お前はわかりすぎるんだよ」


屋上に来たのは、僕を追いかけてきた隆雅だった。


『今は独りにさせてくれ』


「俺はお前に聞きたいことがある。」


隆雅の目は真剣だった。