『今日はもう帰ろう。』


「う・・・・・・ん」


僕等は公園を出た。


2人して無言のまま。


祢緒は僕の数メートル後ろを歩いている。


だけど、僕は"隣においでよ"そんな事は言えない。


だって・・・・・・―――


祢緒の彼氏じゃないから。