「祢緒ね、 好きなんだ。」 『え?誰が?』 僕は祢緒に聞き返した。 ―――「南雄が。」 耳元で祢緒に言われた。 僕は一瞬にしてどん底に落ちた。 祢緒が―――・・・ 祢緒が兄貴の事を・・・ す、好きだなんて・・・ 祢緒の口から1番聞きたくなかった言葉だった。