「あそこの山行こっ!」 僕の家から少し遠いがそこまで大きくない山がある。 『僕達だけじゃ、無理だよ』 「あの山には病気を 治すお花あるんだって!」 君はあの時兄貴を助けようとしていたんだったね。 僕は気付かなかったよ。 君の優しさだと思った。 でも僕は思い出した。 ―――祢緒は南雄が好き