なんか翡波は楽しそうだし…。

 「あー…。
  亜緒、無理しなくていいからな。
  マジで。」

なに、その表情。

真瞬君もあたしのこと入部させようとしてる?

…嘘でしょー。

 「…わかりました…。」

 「「よっしゃーー!!」」

 「でも!!」

あたしは一言付け加えた。

 「あたしがもし、練習とか見に行か
  なくなったら諦めてくださいね!」

 「「わかってるって~。」

わかってなさそうだから言ったんだけど。

 「よし!
  こうなったら今日はひたすら騒
  ぐぞ!!!
  ビール頼め、ビール!!!」

 「バカ!
  お前はコーラで我慢しろ!」

 「ちょ、翡波!!
  注文しようとすんな!」

…本当にコレでよかったんだろうか。