『…だといいな。
  軽音部、入ってくれるかな?』

 「さぁ。
  亜緒次第ってやつだよ。」

少なくとも、郁月も瀬名も入ってほしいと思ってるけど。

ヒナの反応がな…。

アイツは気難しいから。

 『そうだね!
  じゃ、オレも頑張って寝るわ!』

 「ん。おやすみ!」

奇跡の歌声と天使の歌声。

この2つが融合すれば…。

考えただけでワクワクする。

きっと…絶対にヤバイ。

♪~♪~…。

 『真瞬君。
  亜緒、入部するかな?』

今度は瀬名かよ。

 「…ソラも同じ質問してきた。」

 『マジ?
  オレは入部してほしいな。
  だって、天使の歌声っしょ?』

 「まぁな。」