「亜緒ちゃん興味なさそうだね。」

真耶がつまんなさそうな顔をする。

 「男は顔じゃないよ。」

 「亜緒ちゃん大人~!」

顔洗わなきゃな…。

目もはれてるよ。

 「真耶、お昼前に片付け手伝ってく
  れる?」

 「いいよ!」

真瞬君も忙しそうだしね。

1人じゃ今日中に終わらなさそうだし。

早くダンボール潰しちゃわなきゃ。

 「ありがと。」

あたしは一階の洗面所に向かう。

 「…うわ。」

目ぇ真っ赤。

最悪だ。

冷やさなきゃ…。

充血までしてる。

 「おはよー。」

 「あ、おはよー…。」