「かんぱーい!!!!!!」

学園祭の2日後…

あたし達、軽音部は初めてのライブが成功した記念にパーティーを開いた。

 「それにしても、翡波もキザなヤツ
  だよな!!」

 「うるせー…。」

翡波の作った歌はライブでも人気を博した。

無事に明と翡波は付き合うことになって…。

 「てか、先生?
  CDとかってどんくらい売れたの?」

 「聞きたい?」

…先生、ビール飲んでる…。

 「なんとですね~、両方完売!
  500枚ずつ用意したんだけどすぐ
  売り切れたってさ!」

 「マジか!
  じゃあ、新しい機材とか買えるね!」

先生が笑顔で頷いた。

あたし的にはもうこのままで十分なんだけど。