「ライブ楽しみにしてます!!」

 「ども♪」

そういえば、この子…ファンクラブの子だっけ?

ま、仕方ないよね。

ソラ君カッコイイし。

優しいし。

歌もギターも上手だし。

 「妬いてんの?」

 「は!?」

翡波…!!

いつからいたの?

恥ずかしい…。

変な顔してたかな、あたし…。

 「お、翡波じゃん!
  ソロ曲、楽しみにしてるからな!」

ソラ君、ほっぺにクリームつけてる…。

可愛すぎ。

 「あ、こんなとこにいたのかよ!!
  そろそろ準備しねぇと間にあわね
  ぇよ!」