…ダメだ。

違うこと考えよう。

そうだよ、学園祭!

うちのクラスはクレープ屋さんするんだよね。

そういえばソラ君のクラスは…。

何してんだ、あたし。

…学園祭のことを考えてもソラ君が浮かんでくる。

やっぱソラ君が好き。

考えただけで鼓動が高鳴る。

 「めっちゃ好き。」

自分でそんなことを言って、顔が赤くなる。

大丈夫かなぁ、あたし…。

こんなんで普通に生活していけるのかな…。

凄く心配なんだけど。

あ…明に話してみよう。

ソラ君と両思いだったって。

なんか…小学生みたい。

両思いってだけではしゃいでる。