…嘘じゃないとしたら凄いけど…。

それにしてもこの学校もお金あるなぁ。

 「予定より早い完成で助かったよね。」

 「毎回、真瞬君の家ってのも失礼だ
  ったしな。」

…瀬名たちの話を聞いてると…本当のことなのかな?

 「でも…そんなこと聞いてないし。」

笑い声が聞こえた。

ソラ君なんてジュース吹き出してるし。

 「だって言ってないもーん♪」

真瞬君のテンションがおかしい。

 「…なんか、部活って感じだよな!」

ソラ君がそんなことを言った。

 「やだなぁ、ソラ君。
  あたしら軽音部なんだから部活じ
  ゃん。」

天然すぎ。

…でも、そんなところもやっぱり好きだったりする。

 「これからも頑張ってこうぜ!
  …学園祭、成功させような!」

 『おーっ!!!!』

部室完成。また絆が深まった気がする。