…そして、確信してしまった。

わかってしまった。

いっそこのまま気づかなければよかったのに。

気持ちはもう抑えられなくなっていた。

繋いだ手から伝わってくる温もりが少しずつ気持ちを加速させる。



ねぇ、ソラ君。

…あたし、やっぱり…。

好きです。

ソラ君が好きです。

認めたくないけど…

本当は恋なんてもうしちゃいけないけど…。

ソラ君が好きです。

もっとソラ君を知りたいです。

…気持ちはまだ届いていない。

あたしにもいつか…

この気持ちをソラ君に伝えられる日が来るのかな?

こんなのワガママかもしれないけど…。

もう少しだけ側にいてもいいかな…?