「そういえばさ、2曲目何にするか
  決めてなかったよな。」

 「確かに。」

真瞬君の言葉で2曲目を決めることになったんだけど…。

 「…何にする?」

 「…どうする?」

15分経過しても全く話が進まない。

 「あ、いいこと考えた。」

真瞬君に視線が集まる。

 「なになに!?」

ソラ君は興味津々みたいだ。

 「アンケート。」

 「アンケート!?」

真瞬君の案をまとめると…

目立つ場所に箱なんかを置いて、あたし達に歌ってほしい曲を書いてもらい、それで多かった曲にするってわけだ。

なかなかいいんじゃないかなって思う。

 「いいじゃん!!
  賛成!!」

 「まだ学園祭まで時間あるしね。」