♪~♪~♪~

あっヤバっっケータイ!!!


「もしも「優香!?あんた今どこにいんのよ!!」


「何処って・・・屋上??」


「は?まだ屋上なの??ってあーーー・・・わかった!明日私が慰めてあげるから・・・とりあえず降りてきなさい!」

なんかその台詞・・・・


「なんか夏美お母さんみたい」


夏美・・・工藤夏美は心配性でしっかりしていてたまにお母さんみたいで・・・とにかく空気が読める友達だ


「あんた・・・意外と元気そうだね・・・よかったわ」

夏美が落ち着いた声で言う・・・


「いやぁ・・・全然元気じゃないよぉ?なんかさぁ変な人に絡まれたし」

まったくさっきの失礼野郎は誰だったのかしら・・・


「え?変な人って?」

夏美が意味のわからない声で言う・・・


それもそうだ夏美はたぶん心配して電話してきてくれたのだから・・・


「う~んなんか面白い人」


面白いっつーか失礼な人かな?


「全然答えになってないし」


電話ごしに夏美が爆笑してるのが聞こえる


「まぁそういうこと!」


「意味わからんし―まぁあんたが元気なら私はいいやっ」

夏美が笑ながら、でも安心したように言う・・・

ってあっっ


「あっ夏美~!」


ニ階廊下で夏美はっけ~ん


「おっ優香」

夏美も私に気たよう・・・


「もうあんた心配かけ過ぎ」


夏美って本当に心配性だな・・・


そんな夏美に私はこれ以上心配かけさせるわけにもいかないのでなるべく明るく返事をした・・・


「ゴメンゴメン」


って夏美目がすこし赤い・・・・


もしかして私のことが心配で泣いてた?


「まぁいいやっクレープ食べにいこっ!」


「うん♪」


わたしは友達のありがたさをひそかに感じながらクレープを食べに行った・・・