貴方の心に触れるまで




「そーいえば、昨日合コンでしょ?」



るなは、話題をすり替える。



「ああ、あんまりにも余裕で
落ちたからつまんなかったよ」



携帯のカメラで撮られた
キス写メを見せながら言う澄那。



――畜生、モテる奴め!



モテる遊び人である澄那を
一瞬だけ僻むるな。



「まあ、テクニックなくいし、ほんと
つまんないからすぐ別れるかな♪」



満面の笑みで澄那が言う。