「やっべ!」



急いで煙草の火を消すと
やはりるなを睨み…


「この糞ブス!」



と舌打ち混じりに言い放つ。



「ごっごめんなさっ…?!」



るなは謝りかけて驚く。



青葉の右手が、りなの
左手をつかみながら
走り出していたのだから―。