「それは…リナに似てるから?」



突然真顔になった黒髪の少年。



「まっすぐで馬鹿みてーで天然で
リナにそっくりだ。
でもあの子はリナじゃな」
「ヒロ」



どうやら彼はヒロと言う名前らしい。



「そんな女、知らねぇよ」



そういった青葉の顔には
怒りと悲しみが混ざっていた。