「何してるんですか?」



先程のように青葉は黒髪の少年と
しゃがみ込んでいた。



そこに何の躊躇いもなく
座り込むるな。



最も…今は屋上ではなく
中庭にいるのだが。



「てめーが何してんだ…?」



震える拳を抑え青葉が言う。



「へ?座ってます」



馬鹿にする気などないのだが
天然とは怖いもので
ごく当たり前の回答をする。



「麻雀だから邪魔すんっ」
「あ!」



青葉の言葉をるなが遮った。