私が新太に感じてた“好き”と
新太が私に感じていた“好き”は・・・違うらしい
「・・・それ...本当・・なの?」
「ははっ・・・当たり前だろ?こんなとこで冗談言わねぇよ...。あん時の「付き合おう」は半分本気、半分・・・嫉妬」
「・・・嫉妬・・・って」
「そう、嫉妬。俺は隼に嫉妬してた。いや、嫉妬なんかよりも深い...憎悪とか嫉み・・かも」
――パシッ!!
私の右手が新太の頬を叩く
荒ぶった感情を・・・抑えられなくなった。
だって・・・だって・・・!!
「・・っ、冗談じゃないわよ!!」
ガッと新太の胸ぐらを掴む。
脱力したような新太の顔が、今は無性にイラついた。
「・・初めてかも...女に叩かれんの...」
ははっと力なく笑う。
胸ぐらを掴む右手に力が入る。
「隼ちゃんも・・・私も・・・新太の事が大好きだった。カッコ良くて頼れて、何にも出来て・・でも、どこか可愛いとこあって....そんな・・大好きだったのに・・・!!」
“好き”...
キミの好きって気持ち...嬉しいよ。
でも・・・隼ちゃんの事まで否定するキミは・・・
許せない。
