食パンをかじりながら、ふと隼ちゃんの部屋が目に入った。



ずっと目を伏せてきた部屋。



でも・・・何でだろう??

視線が・・・。




吸い込まれるように部屋に入る私。


自分でも、おかしいなって・・・思った。




けど・・・止められなかったの。




ガラッ

大きく扉を引くと、隼ちゃんの香りがした。



あれから何年も経ってるっていうのに...不思議。