いつも強がりだったキミへ~愛のカタチ~




涙が止まらない。

ドキドキが止まらない。


悲しくて・・・壊れちゃいそう...。



何度も何度も角度を変えて、ついばむようなキス


深く深く...溺れるような...深いキス



段々、体から力が抜けてくるのが分かる。

そして、意識が離れていくのも



時折こぼれる二人の甘い吐息


12月下旬の寒さには程遠い蒸し暑く熱した空間



ボロボロと零れおちていく涙。

私が泣いている事・・・新太は気付いてる?


苦しくなって新太の胸をドンドンと押すが・・・ビクともしない。



いくら体をよじらせても動かしても、離してくれない。



・・・私...

男友達と何やってんだろう―――?


ふと、頭に浮かんだ大きな疑問。


大切な人を亡くして、苦しくて辛くて・・・

そんな時、パーティーに行って、楽しんで、皆に会って、また仲良くなって...

大好きな男友達に再開して、送って、部屋に入って、抱きしめられて、キスして....――。


ホント・・・

何やってんだろう?



今、初めて冷静になって考えられたかもしれない。


感情に追いついていけなくて、すべて新太の思うままになってた。



この行為は・・・・同意の上でじゃない。


だって...私には...。


いつだって“隼ちゃん”が一番だから。



その瞬間、さっきまで止めることが出来なかった大粒の涙がウソみたいに止んだ。


絡まった手を、抱きしめられた腕を、押さえられている足を、唇を...

「・・・・やめて!」


一言で、止める。