ありがとう



要君だった。

かぁっ-
っと熱くなり思わず顔を伏せた。

『サッカーの人』

要君はそう言った

『きょっ..京華です!!』

「社会のでしょ?」

要君の言ってることが分からなかった

「社会の資料運びに来たんでしょ??」

『あっの教科じゃなくて名前が...。』

キョトンと目を丸くして
くしゃっと笑った。

(可愛い...//)


「ゴメン 名前な名前!!でも覚えたよ きょーかな」
『あっ、うん!!名前は?』
私は要君の名前を知っているが
出来るだけこの埃臭い空間にいたくて

わざと聞いた。


それから資料室からでていった。