こないだは【デコラティブ・ナイト】
今回は【お面deナイト】
も、もしかしてこの夜会のドレスコードは…
ドキドキしながら理子の顔を見つめると
「今回のドレスコードは“お面”ですって。
柚月さんもよく考えるわよねぇ。」
理子はホゥとため息を吐きながら、窓の外をフッと見つめる。
お、お面!!
仮面じゃなくて…お面!!
大体、お面なんてどこに売ってるのよ!!
仮面はドンキにでも、ハンズにでも、どこにでも売ってるけどお面を売ってるお店はお祭りの屋台以外で見たことないわよーっ!?
頭の中でパニックを起こしながら、
封筒をもったままあたふたしていると
理子はスッと立ち上がってクローゼットから何かを取り出す。
そして
「貸したげる。」
そう言って、私の手元に何かを投げた。
それは…
青いタヌキ(自称・猫型ロボット)の友達、のB太くんのお面。
「な、なによ、これ!!」
「なにって…見てわかんない?
のびた君よ。」
「そ、それはわかるけど何でのB太クンなのよ!!
他にもなんかあるでしょーが!!」
なんで私がのB太クンなのよ!!
しかもコレ、情けない顔して泣いてるじゃない!!



