「あんた…このままこんなつまんない女で終わるつもり??」
そう言って
理子はドッカリとソファーに座る。
「…え??」
言われている意味がわからなくて
怯えたワンコの目をして
理子を見上げると
「29にもなって、顔だけでしか判断できない、そんなつまんない女で終わるつもり??」
理子はこんな酷い言葉を私にぶつけた。
つまんないオンナ……??
「今までのアンタはオトコをオトコとして見てなかった。
そうね…例えるなら人に自慢できるアクセサリーを探してる…、みたいな感覚でオトコ選びをしてたでしょ?」
足を組んで
フゥ~と煙をくゆらせる理子と
床の上でうなだれる私
「カッコイイ男は自分の価値を示す、ステータス。
どこか自分に自信を持てないアンタは
イイ男を捕まえて、隣に歩かせることで
自分の価値が上がっているような錯覚を起こしてた。」
【女王サマと下僕】な絵図のまま、理子はゆっくり言葉をつむぐ。
「アンタが自分を保つためには、人が羨むカレシが必要。
だからアンタが好きになる人はイケメンじゃなきゃ、いけなかった。
そうでしょ??」



