「仁と私と蓮は幼なじみなのよ。」
そう言って
理子は優雅に紅茶をすする。
「はぁ!?意味わかんない!!」
鼻息荒く理子に不満をぶつけると
理子は次のページを開いて
1枚の写真を指差した。
そこには……
『桐谷家の仁と蓮』
と書かれた男の子の2ショット。
桐谷家…??
そのポップに書かれたその名字に
嫌な予感がムズムズ走る。
そんな私に向かって
悪女な理子はニッコリ笑ってこう言った。
「アンタのアルフレードの本名は桐谷 蓮
桐谷仁の弟よ。」
「は、はぁ!?」
「蓮の家族とと私の家族は家族ぐるみで仲良くてね?
私と仁と蓮は兄弟みたいに育ったの。」
「え、えぇ!?」
「まぁ…あの子があんなパーティーに行ってたなんて、昨日が初耳だったけどねぇ。」
そう言って
理子はホゥと苦しそうにため息を吐く。
でも、理子の言葉に私の頭の中は大パニック!!
――どういうこと!?どういうこと!?
理解できない急速な展開に
私はただあたふたと
慌てふためくコトしかできなかった。



